朝に散歩をすることで、気持ちの良い1日を過ごすことができます。
朝の空気は新鮮でリラックス効果があり 、30分の散歩は様々な健康効果を与えてくれます。
糖尿病のリスクを低下させる
研究によれば、30分の朝の散歩は、血糖コントロールを改善するとともに、II型糖尿病におけるインスリンの働きを助けることができると考えられています。
これらは、筋肉がより多くのグルコースを使い切り、必要でない体脂肪を燃焼、体格指数(BMI)を改善する助けとなります。
歩行は糖尿病患者にとって大きなメリットをもたらす可能性があります。
血圧をコントロール
米国心臓協会は、活発な歩行が心臓病や脳卒中のリスクを軽減するのに役立つと述べています。
研究は、毎朝約30分間歩くことが血圧を下げるのに役立つことを示しています。
朝の散歩を日常生活の一部にすることで、心肺機能をアップし、血圧をコントロールすることができます。
また、朝の歩行は、トリアシルグリセロールレベルを低下させ、高血圧を予防することができると考えられています。
脳卒中のリスクを低下
サウスカロライナ大学の研究によると、速歩き(やや息があがる程度)で週5回を30分歩くと、脳卒中のリスクを低下させるのに役立つと述べられています。
さらに、朝の散歩を含む定期的に運動をする人は、普段運動をしない人に比べ、脳卒中の罹患率を40%低下させることが示されています。
ダイエットにも効果的
肥満は、多くの死亡および疾患の主要な原因の1つである。
毎日30分〜40分のウォーキングは肥満を解消するために、最も簡単に始めることができる運動です。
30〜40分の速歩きでのウォーキングは心拍数を上昇させ、体重減少に不可欠なカロリーを消費させるのに役立ち、健康的に体重を減らすことができます。
研究者らは、肥満患者の歩行実験を行い、歩行は体脂肪を減らし、筋力の増加と柔軟性の改善により減量を助けることができることを見出しています。
骨を強化する
日光にあたることで、食物から得ることの難しい栄養素であるビタミンDを体内で生成することができます。
そしてビタミンDはカルシウムの吸収を促進し骨の健康を保つのに役立ちます。
また、骨には負荷がかかると強くなる性質があります。
歩くことで骨を強化し、骨粗鬆症や骨折のリスクを予防することができます。
特に夏は日中の日差しがきつ過ぎる為、朝の涼しい時間帯に歩くのをオススメします。
ストレス発散に
朝の散歩はストレスを遠ざけるのに最適な方法です。
ストレスは体に悪影響を及ぼし、精神的、身体的な様々な病気を引き起こす可能性があります。
歩行は脳への血液循環を改善し、気分を改善するのに役立ちます。
また、朝の散歩は気分を穏やかにし、リラックス効果を得ることができます。
認知機能の低下を防ぐ
特定の研究によれば、65歳以上の女性は定期的に歩くこと、歩くことが少ない人に比べて、年齢に関連した記憶力の低下が起こりにくくなると述べられています。
また、血管性認知症は、定期的な歩行と活動的な生活習慣で70%までリスク低下させることができると考えられています。
朝の散歩には様々なメリットがあります。
いつもより少し早く起きて、朝の散歩を日課にしてみてはいかがでしょうか?*1