ワールドカップで寝不足注意!睡眠不足は肥満を招く

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世間ではサッカーのワールドカップが盛り上がっております。

試合を観戦するために夜更かしして、寝不足になっているなんて方も多くおられるのではないでしょうか?

睡眠不足が続けばカラダに様々な影響を与え、その1つに肥満のリスクを高める可能性があることがわかっています。

5時間以下の睡眠で肥満のリスクが増加

睡眠量と体重に関連があることが示唆されています。一般的に、睡眠が少なすぎる子供や大人は、十分な睡眠を取る人に比べて体重が重い傾向にあります。

例えば、看護師を対象に行われた健康調査では、研究者は体重、睡眠習慣、食生活などの生活様式について16年間、約6万人の女性を追跡調査しました。研究の開始時には、すべての女性が健康であり、肥満ではありませんでした。

16年後、夜間の睡眠時間が5時間以下の女性は7時間睡眠をとった女性に比べて、肥満になるリスクが15%高くなったことがわかっています。

睡眠不足で肥満になる原因はホルモンバランスが関与

睡眠不足と体重にはホルモンが大きく関係していると考えられています。

このプロセスで重要な2つのホルモンは、グレリンとレプチンです。

  • グレリンは食欲増進ホルモンであり、睡眠不足の時にはグレリンが増えます。
  • レプチンは食べるのを止めるように指示するホルモンであり、睡眠不足の時はレプチンが少なくなります。

グレリンが多く、レプチンが少ないほど体重が増加します。

睡眠不足はこれらのホルモンバランスを崩し、毎晩十分な睡眠を取る人に比べ、睡眠不足の人は多くのカロリーを摂取している可能性があることがわかっています。

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連日の夜更かしは、気づかぬ内にカラダに影響を与えています。

サッカー観戦は、なるべくカラダの負担にならない程度にお楽しみください。

参考文献

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