ゆっくりよりも速く歩いた方がよい?歩行速度と寿命は関係する

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歩くことで得られる健康効果に病気の予防やダイエット、骨や筋肉の強化などの様々な健康効果があります。

またシドニー大学の研究では歩行速度が寿命と関係していると報告されています。

歩行速度で死亡リスクが変わる

ゆっくりと歩く人に比べ、平均的な速さで歩く人の全死亡リスクは20%、速足で歩く人では24%低いことがわかったという。

同様の結果は心血管疾患の死亡のリスクについても見出され、ゆっくり歩く人に比べ、平均的な速さで歩く人では21%低く、速足で歩く人では24%低いと、心血管疾患の死亡リスクについても見出されました。

また、歩行速度はがん死亡率に大きな影響を及ぼしているという証拠はなかったこともわかってます。

高齢者への影響は大きい

歩行速度が与える影響は高齢者ではより顕著であることが判明しており、60歳以上の平均ペースで歩く人はゆっくり歩く人に比べ、心臓血管の原因による死亡リスクが46%低下し、速足で歩く人では53%低下しました。

一般的に速いペースの歩行とは?

一般的に速いペースの歩行とは1時間当たり5~7キロメートルですが、実際には歩行者のフィットネスレベルに依存します。

代わりの指標としては歩行の際にわずかに息が上がり、汗をかく程度のペースで歩くことだとStamatakis教授は説明しています。

健康的な習慣の1つに

短距離でも心拍数を上げるために速く歩くことは、ほとんどの人が通勤や買い物などの日常生活の中に組み込むことができる健康的な習慣です。

外出の際は、いつもより少し速足で歩くことを意識してみてはいかがでしょうか?

参考文献

https://www.sciencedaily.com/releases/2018/06/180601093818.htm

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