体力測定などで1度は前屈の柔軟性を測ったことがあるのではないでしょうか!
そこで前屈が硬かった方「自分はカラダが硬いから」とあきらめていませんか?
また「前屈を柔らかくしたいけど、やり方がわからない」などとお悩みの方に、前屈で地面に「ピタッ」と手がつくを目指せるオススメのストレッチ方法をご紹介します!
太ももの裏の筋肉が影響
前屈が硬い人は太ももの裏のハムストリングスと呼ばれる筋肉の柔軟性の低下が大きく関係していると考えられます。
ハムストリングスは骨盤から膝裏周辺まで繋がっており、この筋肉が硬くなると前屈したときに太ももの裏がつっぱり、股関節を曲げる動きを妨げます。
こんなデメリットも
ハムストリングスが柔軟でないと腰への負担が大きくなります。
靴を履いたり、床の物を拾ったりと日常生活で前屈する動作が多々あります。
通常の前屈は腰と股関節を曲げて行われますが、ハムストリングスが硬いと前屈時の股関節を曲げる際、ハムストリングスがつっぱり股関節うまく使えない状態となる為、腰だけの動きで前屈を行います。
その結果、腰への負担が大きくなり、腰の痛みやコリへと繋がってしまう可能性があります。
ハムストリングスは肉離れを起こしやすい
ハムストリングスの柔軟性がないと、ジャンプやダッシュといった高負荷の運動に筋肉が耐えられず肉離れを起こす可能性があります。
さらに、ハムストリングスは「肉離れ」を起こしやすい部位として知られていますので、前屈の硬い方、それも普段から運動をしない方が急に激しい運動を始める場合には要注意です!
前屈の硬さはストレッチで解決
自宅やオフィスでのスキマ時間に簡単に実践できるハムストリングスのストレッチ方法をご紹介します!
ハムストリングスのストレッチ①
①しゃがみこんだ状態で足首を掴みます
②胸が太ももから離れないように注意し、膝を伸ばします
この時、太もものウラが伸びているのを確認できたら、そのまま20秒ストレッチしましょう。
ハムストリングスのストレッチ②
①イスに座って右足を伸ばし、足首を反らします
②背中が丸くならない様に注意しながら骨盤をゆっくり前に倒していきます
この時、太もものウラが伸びているのを確認できたら、そのまま20秒ストレッチしましょう。
逆側も同じ手順で行います!
ご紹介したストレッチは週3回以上を目標に継続して行なってみましょう!
まとめ
今回は前屈の硬い方にオススメのストレッチ方法をご紹介しました!
ハムストリングスの硬さは前屈の硬さと関係し、腰痛やケガの原因となることがあります。
自宅やオフィスで簡単にできるストレッチを習慣にし、前屈で「ピタッ」と地面に手がつく柔軟なカラダを目指しましょう!