汗をかくことで得られるデトックス(毒素を出す)効果は、ホットヨガやサウナで期待される効果の1つに挙げられます。
しかし、それが本当にデトックス効果があるのか疑問に思ったことはありませんか?
ホットヨガやサウナには利点がありますが、残念ながらデトックス効果は期待される効果の一つではないことがわかりました。
汗をかくことで「スッキリした気分になった」とゆう経験は多くの方が感じたことがあると思います。しかし、このスッキリした感じ=毒素を取り除いているではないといいます。
そもそも汗の役割とは?
汗は体の体温調節に重要な役割をはたしています。体温が上昇すると発汗がおこり、汗の水分が皮膚の表面で蒸発する時に熱を奪い体を冷やす役割をしています。
このように汗が体温調節の役割りを果たしてる為、人は平熱を維持する事ができるのです。
デトックスは腎臓と肝臓の役割
体内でデトックスに重要な役割りを果たすのは腎臓と肝臓です。食事で体内に取り込んだものは、腸で消化吸収された後、肝臓で有害物質を分解、腎臓でろ過されて、多用な方法で体外に排出されます。
トイレが1番のデトックス
Donald Smith(UC Santa Cruzの環境毒性学教授)によれば、体内のほとんどすべての有毒金属は尿や糞便を通して排泄されており、汗で失われるのは1%以下だそうです。
言い換えれば、デトックス効果はヨガスタジオやサウナに行くよりも、トイレに行く方がデトックス効果があるといえますね。
ホットヨガやサウナには様々なメリットがありますが、「毒素を放出する」というデトックス効果はないようです。